アタリで大まかな形とレイアウトが決まれば次は下書きです。アタリレイヤの上に下書き用の新規レイヤを作成します。私は線を見やすくするために乗算レイヤに変更してますが、通常レイヤでも構いません。【画像4-1】
更に見やすくするためにアタリレイヤの透明度を50%以下に落とします。【画像4-2】
下書きに使う線ですが、最近の自分はなるべく筆圧による線の強弱に頼らずに造形の立体感を出すために、オプションウィンドウのペンのアンチエイリアスを外して筆圧濃度もoffにしてドット線で描きます。【画像4-3】
アンチエイリアスを外すとペンの直径1px以内だと、ほぼ太さに変化はありません。この筆圧の効かない線はよれたりしやすいですが、多少よれながらもがんばって線を引いておくと、ペン入れした時の印象のズレを軽減できます。
下書きの線は濃い紫を使用してきました。ある程度人物の形が取れた所で、更に新規レイヤを作り、細かいディティール(服の模様など)を認識しやすい別の色で描き込んでいきます【画像4-4】
文様や模様など細かいディティールはCGの場合後でいくらでも追加出来るので、ココで必要以上に入れる必要もありません。