まず、基本的な塗り方を紹介します。正直、何一つ技もなく、ひたすら色を拾って置いて伸ばすだけの作業です。使う水彩設定は主に2種類です。(画像2-1)
左 ) |
oC 水彩のデフォルト設定。殆どの塗りはこれで行います。塗りというより、色を置くための筆です。
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右 ) |
伸ばし筆です。色置き筆で置いた色を伸ばすために使います。トーンを有効にして、伸ばした時に効果が出るようにしています。ただし、普段の塗りではトーン「キャンバス1-25%」としており、大して意味はありません。
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線画から oC で描く場合、鉛筆の設定はかなり重要です。(画像2-2)
線画を描く時の鉛筆設定。私はこの設定を使用していますが、筆圧や描き方の違いによって最適な設定は人それぞれです。色々試して、自分に合った設定を見つけて下さい。
塗り方を簡単に説明します。(画像2-3)
肌も服も髪も、色置き筆で色を置き、伸ばし筆で伸ばすという方法は同じです。色の選択ですが、パレットは使わず、気の向くままカラーウィンドウから適当に拾って塗っています。うまくいけばそれでよし、いかなければ塗り直すなり補正するなり。
色選びや陰影の付け方は、私には「慣れ、勘」としか言いようがないですが…。