背景ラフを描きます。決定するまでには何枚もラフを描いていますが、そのあたりは余計なのでイベントには残さず破棄。最初は山とか岩砂漠とか、風景メインで考えていました。
左) | 結局風景は止めて竜もどきにしました。人物の塗り部分は邪魔なので非表示にしています。 |
右) | 背景まできっちりペン入れすることはあまりないです。今回もラフを下絵に、塗りながら形を作っていきます。 |
塗りの方法は同じです。それっぽく見えるように色を置いて伸ばすことを繰り返します。こちらの単調作業は疲れました。厭きた…。
なんとか竜が塗り終わりました。(画像6-2)
人物の色を再表示して、不自然なところがないか確認します。…竜の顔がまるきり隠れている上、左下の空白が妙にバランス悪いです。
竜の頭を左下の空白に持ってきました。(画像6-3)
ついでにちょっと気色悪くしようと思い、オレンジの目をぼこぼこと奇妙な位置に付けてみました。目と肌は右側に示したように塗っています(テクスチャ非表示)。一部ざらざらに見えるのは、伸ばし筆のトーン効果によるものです。テクスチャを外すと、手を抜いて塗ったようにしか見えませんね…。
竜の更に後ろを塗ります。(画像6-4)
赤黒く塗り潰し、薄くもやをかけただけのお手軽背景です。もやは伸ばし筆で周囲と馴染ませるようにして描きます。塗り潰しともやを別レイヤにしてしまうと、この方法は使えません。全体のバランスを確認し、どこにもやを浮かばせれば適当か考えながら塗ります。