ペイントソフト openCanvas でのCGイラスト講座

06.背景の塗り - 第17回 CG イラスト講座

背景ラフを描きます。決定するまでには何枚もラフを描いていますが、そのあたりは余計なのでイベントには残さず破棄。最初は山とか岩砂漠とか、風景メインで考えていました。

CGイラスト講座 6-1
画像6-1
左) 結局風景は止めて竜もどきにしました。人物の塗り部分は邪魔なので非表示にしています。
右) 背景まできっちりペン入れすることはあまりないです。今回もラフを下絵に、塗りながら形を作っていきます。

塗りの方法は同じです。それっぽく見えるように色を置いて伸ばすことを繰り返します。こちらの単調作業は疲れました。厭きた…。

なんとか竜が塗り終わりました。(画像6-2)

CGイラスト講座 6-2
画像6-2

人物の色を再表示して、不自然なところがないか確認します。…竜の顔がまるきり隠れている上、左下の空白が妙にバランス悪いです。

竜の頭を左下の空白に持ってきました。(画像6-3)

CGイラスト講座 6-3
画像6-3

ついでにちょっと気色悪くしようと思い、オレンジの目をぼこぼこと奇妙な位置に付けてみました。目と肌は右側に示したように塗っています(テクスチャ非表示)。一部ざらざらに見えるのは、伸ばし筆のトーン効果によるものです。テクスチャを外すと、手を抜いて塗ったようにしか見えませんね…。

竜の更に後ろを塗ります。(画像6-4)

CGイラスト講座 6-4
画像6-4

赤黒く塗り潰し、薄くもやをかけただけのお手軽背景です。もやは伸ばし筆で周囲と馴染ませるようにして描きます。塗り潰しともやを別レイヤにしてしまうと、この方法は使えません。全体のバランスを確認し、どこにもやを浮かばせれば適当か考えながら塗ります。

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