講座用の塗りは“アナログ風味でがっつり厚めな塗り”としました。どういう塗りにするかは、その時の気分次第。以下、講座絵メイキングです。
まずは線画を描きます。モチーフは描き易く描くのが楽しい男の子で、ファンタジー入ったような中華もどきという大好物尽くしとしました。心の中ではキャラクターに関する設定が色々あったりします。即席でもちょっとした設定を作っておくと、表情や色味を考えるのに役立ちます。楽しいですしね。
太目の鉛筆でラフを描きあげます。(画像4-1)
後ろの波線は、この時点で背景が確定していなかったため適当に描いた名残。山と空でも描こうと思っていました。物語性のある絵を描く場合は、背景イメージも最初からがっちり作りますが…。
拡大したラフを下絵にペン入れを行います。(画像4-2)
下絵の透明度を下げ、上層に乗算レイヤを作成して清書します。
左) | 体もしっかり描き込みたいと思う場合は体から描きます。ペン入れは力尽きてくるので、手抜きになりそうなところから描く方がいいようです(私には)。 | |
右) | 線画の原寸。完成サイズの2倍程度で描くことが多いです。筆圧を調整しつつ、自分好みの強弱ある線をひきます。 |
線画完成。(画像4-3)
服(体)、装飾品、顔のパーツ、髪はそれぞれ別のレイヤに描いています。失敗した時に修正がし易いのと、後に線の透明度を変える度合いが異なるからです。