私的に一番楽しい顔の塗りです。
まず肌を塗ります。(画像5-1)
画像5-1
- 肌色(ピンク系統の色)で、頬・鼻・耳・手の先等のポイント、影になる部分に色を入れていきます。
- ぼかし強度をかなり強くした、ぼかしツールでぼかします。
また、色を一段濃くした色を、頬と眉頭を中心にいれました。
一番濃くなる影の部分には、彩度を落とした肌色や、薄紫をまぜて色を塗っています。
- 今まで塗った肌のレイヤの下に、もう一つレイヤーをつくります。
かなり黄色い色で肌の全体を塗りつぶしました。
絵の様子をみながら、薄いピンクも加えていきます。
- 肌のレイヤーの一番上に、ハイライト用のレイヤを新しく用意します。
白とクリーム色で頬、鼻、唇の一番光っている部分に色をいれました。
03の段階で、上のレイヤーのピンク色と下のレイヤーの色との境界に薄い黄緑色をいれると、カラーインクのにじみのようになります。発色がよくなる気がするのですが…。また女の子の場合には黄色よりもピンクの薄い色を入れてみたり、病弱っぽくするには薄紫を部分的に入れてみたり。色々試して遊んでいます。
次は目を塗っていきます。(画像5-2)
画像5-1
- ベースになる色を塗ります。
透明部分の描画禁止にチェックを入れるので、線ぎりぎりまで塗っておきます。
一段濃い色をのせました。
- 目のふちと中心に更に濃い色を入れます。
- 黒にちかい緑色で目の下半分に、中心に向けて虹彩を描いていきます。
ペンの筆圧補正ガンマを高くして描くと、より細かく虹彩が描けると思います。
- 目の上半分に、水彩ツールで虹彩を描いた色を置き、なじませます。
中心の色を薄くしたいので水色で色を少しとりました。
- 加算レイヤーで光を入れます。
下の部分の光だけ、ぼかし強度の低い色で、ふちをなじませます。
上睫毛を、筆圧補正ガンマを高くした鉛筆ツールで描きました。
- 目に化粧をします。
これをすると目の印象が強くなると思います。
茶色と薄紫色で、まぶたや目の周りを囲います。
下睫毛の影を同じ色で、薄く描きました。
目にやや平行気味に線を引くと、後でケバくならないです。
同じレイヤで、髪の影も描いてしまいます。