ペイントソフト openCanvas でのCGイラスト講座

08.模様 - 第16回 CG イラスト講座

着物に柄を描きます。縮小するとあんまり目立ちませんが、あるとなしでは大違いです。

着物の柄は、写真館の広告や七五三の広告などが参考になるので、とっておくと便利です。私は、祖母にもらった千代紙を大量にとっておいています。ネットで柄を探すのもアリかと…。最近は着物の雑誌もたくさんあるので、勉強になると思います。

本当は時代によって柄も違うのですが、あくまでフィクション!!ということであまり気にはせず描いてます。(画像8-1)

CGイラスト講座 画像8-1
画像8-1
  1. 金糸の刺繍のイメージで、柄の縁を黄土色の通常レイヤーで描きます。
    大きな花、小さな花、葉っぱ等でレイヤーを変えておきます。
  2. 下のレイヤーに色を入れていきます。
    水色などでベースを塗ってから、透明部分の描画禁止にチェックを入れて白で塗りつぶします。
    赤や黄色、緑などでパーツを埋めていき、全体に色が入りました。
  3. 金糸レイヤーと色レイヤーを統合します。

着物に合わせて拡大縮小、回転、透明度の調整、色の調整をすれば模様ができあがっていきます。金糸レイヤーだけ別途に複製して、加算レイヤーになおし、透明度を調整しても雰囲気がでます。

また、openCanvas3plus はトーン機能が付いているので、利用するともっと簡単にバリエーションが描けると思います。完成した模様を、別のファイルに [ oci ] で保存しておくと、別な絵を描く際再利用もできます。画面が妙に寂しい…というときも、ペタリと貼り付けると気持ち華やかに。

柄を貼り付けた場所は服の影がなくなるので、上から乗算レイヤーで影を描き足しておきました。

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